子竜の年代記

同人関係に限らず、レビューや雑記とか。

目指すはライトノベルの「王道」―サークル「涼風郡」と鞍馬子竜の進む道

「私が書きたいもの、表現したいものはいったいなんだろう?」

 

私が同人小説をまともに書き始めたのは2011年の1月から。気づけばもうすぐ6年が経とうとしています。

これまでいくつもの小説を書き、小説同人誌を頒布してきたわけですが、最近ふと基本的な問いに立ち返ることがあります。それが、冒頭の問いなわけです。

 

小説を書くのは大変です。小説を書くのは好きですが、書き上げるまでには相当な時間や労力が必要になります。もちろん、これは小説に限らず全ての創作活動に言えることですが。

そうしてでも書きたいものは何か。具体的にはいくつかあるのですが、それらを一つにまとめると「読んで楽しいと思える、ライトノベルの王道」となるでしょうか。

 

・魅力的なキャラクターたちが織りなす友情やラブコメの楽しさ

・息が詰まるほど熱いバトルシーン

・胸を打つシリアス

・主人公たちが壁を乗り越えようとまっすぐに立ち向かう熱い姿勢

・それらを乗り越えた果てにある読後の清涼感

 

文字にすると単純ですが、実際に書いてみると本当にこれらを満たすことができているのか? と疑問に思うことがしばしばあります。ですが、心持ちとしてはこれらを十分満たせるようなものを書きたいと意識しています。

特に、最後に挙げた「読後の清涼感」というのは、私のサークル「涼風郡(すずかぜのこおり)」というサークル名に込められた想いでもあります。私の書いた本を読んでいただき、これらを感じていただけるのならこれに勝る喜びはありません。

 

 

これは余談ですが。

自身の創作にかける想いややりたいこと。それをサークルの、個人のコンセプトとして前面に押し出すことは、その人の作品に興味を持つかどうかとって割と重要な要素じゃないかと思います。

今後も隙あらば自分語り……ではなく、創作に関するあれこれを記事にしてみたいなーと思っています。

それでは。